ブラッドストーンの意味

ブラッドストーンは濃い緑色の玉髄(カルセドニー)で赤い斑点状の模様を持つものをいいます。血石、血玉髄などと呼ばれます。分類上は、石英の集合体でできたジャスパー(碧玉)の一種となります。ブラッドストーンは、その見た目が血液を連想させることから、名付けられました。別名を「ヘリオトロープ」と言いますが、これはかつてエジプトのヘリオポリスで産出されたことから、ギリシア語の「ヘリオス(太陽)」と「トロポス(向く)」が名前の由来になったといいます。

この血のような斑点は、キリストが十字架にかけられた時に流した血が足元の緑色の石にかかってできたと考えられ、キリスト教では教会の聖像を飾るのに使われました。また、自己献身を象徴する聖石だとして大切に扱いました。

古代エジプトでは、冥界の神であるオシリスの妻の名前をとって、「イシスの血」と呼び護符として使ったといいます。一方中世ヨーロッパでは、予言や託宣を得るために使ったといいます。また、血止めの効果があるとされ、戦士の守護石としても使われたと伝えられています。